昨日の台風14号の影響で水ノ木の総雨量は300mmでダムの流入量は52(m3/s)となっていたが、どの程度の増水か行ってみないと分からない。今週は本日だけ曇りで他は雨マークが付いているので重なる無理を承知で行くことにしました。
加齢に依る痛めた左膝ですが、未だに痛みが消えないのでしっかりケアをして行きます。今回も痛みに耐えての釣行なので無理はできません。

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夜中の1:45に起きて軽く夜食
を食べてから浅瀬に向かいましたが暫く走ると霧雨が降っていました。まだ三保ダムは放流中なので、世附も可なりの増水が予想されます。
浅瀬に3:20に着くと今日も1番乗りでしたが、傘を差してマグネットを貼りに行きました。駐車場に戻ると次々と釣り師がやってきて4時組は私を含め4名でした。今回も山北のルアーマンさんが来られたので、途中まで話をしながら一緒に行きました。

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釣り場の入渓点に着いたが、沢は薄濁りで30~40cm増水していました。ストックを使って数ヵ所渡渉したが、可なり危ない状況なのでドライフライでのヤマメ釣りは無理と判断してこの沢を諦めました。
そこで岩魚なら狙えるので別の沢に行ってみたが、こちらの沢は何とか出来そうなのでやってみる事にしました。沢を変えたことに依って迷惑を掛けてしまう恐れが有るので、釣り人が来ないことを祈るだけです。
#17グルズリージンジャーパラシュートで釣り始めたが、狙えるポイントは極端に少なかったが、何とか岩魚を掛けることが出来ました。

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遡って行くと再び垂水が在ったので、毛鉤を打ち込むと暫くして飛び出したので合わせると毛鉤の結び目が切れてしまった。何てコッタ!少ないポイントを無駄にしてしまったよ。
そこで#15グルズリージンジャーパラシュートに替えて釣り上ると再び岩魚が釣れましたが、先ほどの岩魚よりひと回り小さかったです。今日はサイズより反応させるポイントを探すのに懸命です。それだけドライフライには厳しい状況でした。

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台風直後なので水量が多くて渡渉するのも大変です。この沢は小さいので何とか釣りが出来るが、それでもドライフライには辛い状況です。
出来るだけ流れの弱い場所に毛鉤を打って行きましたが、魚が小さいらしくてフッキングできません。そこで毛鉤を替えました。

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#17アダムスパラシュートに替えて打って行くと小さいヤマメを掛けることができました。遡行を続けると流れの弱い広い落ち込みが現れたのでさっそく毛鉤を打ち込むと魚影が見えたが掛かりません。
そこで筋を変えて毛鉤を流すと一発で掛かったが、足場が悪いので下に降りて獲り込むと体高のある良型ヤマメで引きが強かったです。遡行を続けると所々に足跡らしき物が有ったが、若しかして先行者?まさかまさかで遡って行くとチビヤマメが釣れました。
釣れたので足跡ではないのかなと想いながら進むと先行者の姿が見えたので竿を納めましたが、どおりで急に反応が無くなった訳です。こればかりは急きょ私が沢を変えたので仕方がありません。


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一旦下流に戻ってやってない場所を釣り返しますが、その前に昼飯にしました。晴天となってしまったので暑くて仕方が有りませんが、夏のような陽気となってしまった。さっさと食べて未だやってない場所をやってみたら、チビヤマメを2匹掛けることが出来ました。
今朝、岩魚が釣れた場所まで上がって来たので少しやってお終いにしました。時刻は早いが今日はこのまま帰ります。

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時刻が早いので帰りの林道は野花を探しながら下ることにしました。河原に咲いていた小さな花の名は解りませんが、林道脇にはツリフネソウの群生が在りました。
この群生は以前にも有ったような無かったような、兎に角ツリフネソウを見られて良かったです。気になっていた場所のツルニンジンを発見しましたが、やっぱり咲いていました。

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フジアザミやクサボタンも咲いていましたが、今回は新しい場所のツルニンジンを見つけました。大分下って来た所に1株だけ咲いていましたが、浅瀬橋周辺のツルニンジン2ヶ所は絶えてしまったようです。

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帰りの浅瀬の駐車場付近の流れですが、濁りは大分取れてきたようです。でも、まだ増水中なので釣行される際は十分注意してください。駐車場には14:50に着いたが、まだ山北のルアーマンさんは戻って居ませんでした。4時組の二名は既に帰宅したようです。
今日の増水(総雨量300mm)は源流さえも渡渉するのが危ない状況だったので、早めに帰る人の姿も見えました。私は急きょ沢を変える破目になりましたが、ちょっと無理な釣行でした。